こんにちは。アスレティックトレーナーのヨシキです。
運動指導者やトレーナーが当たり前のように使っている「レジスタンストレーニング」
実はこれって意外と知られていないんですよね!
レジスタンスとは「抵抗」という意味があり、抵抗をかけるトレーニングを総称してレジスタンストレーニングと呼ばれます。
「レジスタンス:抵抗」には重りを使うウエイトトレーニング、マシントレーニング、ストレングストレーニングなども含まれます。
その結果として筋力が鍛えられるので「筋力トレーニング:筋トレ」としても考えることができます。
一般の方に伝える時には、分かりやすさを優先して「筋トレ」を使うことが多いですが、筋トレは筋力を鍛えること(目的)にフォーカスされるので動作を鍛えたい場合には適しません。
例えば肘を動かす時(力こぶを作る時)であれば上腕二頭筋という筋肉が収縮します。
ですが、脳は上腕二頭筋を収縮させるような指令を送っておらず、肘を曲げるという動きに対して指令を送っています。
このように筋肉単体を鍛えることは実際のところほぼ不可能であり、通常は動きのトレーニングを行っています。
そこで適切に使える用語としてレジスタンストレーニングがあります。
レジスタンストレーニングは動きに対してどのような抵抗負荷をかけるかという「手段」として行うことができるので個人的に好んで使っている言葉の一つでもあります。
この辺りに関する考え方というのは、運動指導者やトレーナー、治療家によって若干の違いはあると思いますが、トレーナーと話す際の共通言語として理解すると役立つ時が来るかと思います^^