筋肉に負荷をかけるとどうなるの?(ヨシキ)


こんにちは。アスレティックトレーナーのヨシキです。

昨日のブログは読んでいただきましたでしょうか?

筋肉が太くなる仕組みについて3回に分けて解説しています。

今回はその2回目ですので、まだ1回目を読んでいない方はこちらからご覧ください。

さて、前回に引き続き「筋肉が大きくなるメカニズム」について書いていきますが、今回は少し専門的な言葉も多くなってしまい難しいかもしれません。

なので「〇〇が存在していて、これが筋肉を大きくしてるんだ」とあまり深く考えすぎずに読んでもらえると良いかなと思います。

何の影響で筋肉が大きくなるのか

人の身体には、筋肥大を引き起こすホルモンサイトカイン(細胞から分泌されるたんぱく質で、生理活動に作用する物質)が存在しています。

サイトカインでは、筋トレのような物理的な負荷がかかるとIGF-1(インスリン様成長因子1)を分泌させ、サテライト細胞を活性化します。

このサテライト細胞が活性化することで筋肥大が起こります。

サテライト細胞についてはこちらのブログに書いてあります。

「テストステロン」と「成長ホルモン」も筋肥大に関与しています。

筋トレによってテストステロンというホルモンが分泌されることで、たんぱく質の合成促進と分解抑制が起こります。

成長ホルモンは、脂肪細胞を分解するだけでなく、筋肉へのアミノ酸の取り込みを促進して筋肥大を促します。

このような影響から筋トレを行うことで筋肉が徐々に大きくなっていきます。

とはいえ、急激に筋肉は大きくなったりしないので、女性の方も安心して筋トレに励んでくださいね!

筋トレによるメリットは筋肥大の他にも多岐に渡ります^^